文系とか理系とか最初に言い出したのは誰なのかしら

2011年02月09日 03時33分 - 野田純平

そこはかとなくお久しぶりです、色々考えている様で実は何も考えていない野田です
タイトルに仕込まれたネタは、分かる人だけ分かっていただければ光栄です

しばらく前に終わりましたが今年もセンター試験がありましたね
毎年の恒例行事としてセンター試験の問題を解いてみるのですが
やはり日ごろからそういったモノに触れていないと忘れてしまいますね…
拙者の得意教科は「現代国語」と「英語」と「生物」あたりでしょうか
「数学」とか「歴史」なんて致命的です、忘れてるとかそういうレベルではないです
興味があるか否かでこれだけ記憶の保持期間に差が出るのかと毎年しみじみ感じております
ところで、一般的に殆どの科目は【文系】と【理系】に分けられており、得意とする科目も同じ傾向にあります
が、拙者に関しては上記したものから見て取れるように、文系か理系かで分かれていません
文系の現代国語は得意だし、理系だけど生物も得意
逆に、理系の数学が苦手だし、文系だけど歴史も苦手
この様な例がないわけではないですが、比較的珍しいパターンだとは言われます
それは恐らく興味のあるモノが偏っているからでしょう

そもそも文系と理系で何が決定的に違うかというと、思考原理です
理系の場合は、事実を集めそれにあてはまる法則を見つけ出す、という帰納法(きのうほう)
実験などでデータを集める事からはじめます
文系の場合は、法則を仮説として立ちあげ事実と当てはめる、という演繹法(えんえきほう)
物事を観察しそこから推測する事からはじめます
どちらを得意とするかは個人の性格によるところが大きいでしょうね
頭が良いのはどちらか、とかではなく単純に抜本的な考え方の違いです
それとは別に、文系は対象が人であり理系は対象が自然である、という考え方もあります
このあたりは特に長くなるので割愛
学校教育に於いては理系が演繹法で文系が帰納法で教えられているのがそれぞれの発生原理と逆の順番なのでよろしくないのでは、という個人的意見もこの際割愛します

拙者の場合は帰納法も演繹法も習得できているので、文系もしくは理系科目が「理解できない」という事はなさそうです
しかし得手不得手が出るという事はやはり何か原因があるという事で
突き詰めた結果、「自分に関係しているか否か」という考えが原因ではないかと思われます
国語科では「現代国語」が得意で「古典」が致命的に苦手
理科でも「生物」が得意で「地学」が苦手です
自分が今を生きるためにそれが如何に必要か、で興味のあるなしが分かれるようです
いやー、なんと自分勝手なのでしょう、自分本位すぎて切なくなって参ります
とはいえ過去の事象に対して興味が湧かないのも事実
一生として与えられた時間に限りがある以上、なるべく効率的かつ実用的に生きたいと思っている次第であります

しかしながら拙者のような事例があると考えると
文系が得意だの理系が得意だのという分類は今一つ厳密さに欠けていて実用的ではないですよね
みなさんも「自分は何系!」と考えるのではなく
「自分が必要としているものは何か」と考えた方が良いかもしれませんよ?(`・ω・´)

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