誤用で御用になったご様子

2011年08月05日 14時22分 - 野田純平

ハァイ!小難しい事について考察するのが好きな方、野田です!
でも難しい事について考察するのは苦手です
真剣に考えなくても、片手間で考察できるのが好きなのです
単にズボラなだけですね

というわけで誤用についてですが
以前似たような話を書いたような記憶があったりなかったり、その辺りが曖昧なのですが
それはそれとしてよく誤用される語彙から一部抽出してみたいと思います
  
  
「さわり」 / 用例:「話のさわりだけ説明する」
「世界観」 / 用例:「独特の世界観を持ち合わせている」
「姑息」  / 用例:「姑息な手段をとる」
「知恵熱」 / 用例:「知恵熱が出る」
「たそがれる」/ 用例:「彼がたそがれている」
  
  
この辺りは比較的誤用されがちな単語です
正しい意味を知っている方はどれだけいるのでしょうか…
  
  
【ヒント】
「さわり」 / 導入部分、という意味ではない
「世界観」 / それが醸し出す雰囲気、の事ではない
「姑息」  / 卑怯、と同じ意味ではない
「知恵熱」 / 考えすぎて熱が出る、という事ではない
「たそがれる」/ 憂いている様子でぼーっとしている、といった意味ではない
  
  
なんだかこう書いてしまうともうワケが分からなくなってしまう方は多いと思いますが
それだけ誤用されているという事ですね
そもそもこれらの単語をちゃんと「習う」事がないので文章の雰囲気でなんとなく理解せざるを得ないのです
ちゃんと国語辞典を引かないと正しい意味なんて分からないものです

とはいえ
学生当時「いかつい」という単語の意味がわからなくて辞書を引いたところ
「いかめしい様子」と書かれており
「いかめしい」という単語の意味がわからなかったので再度辞書を引いたところ
「いかつい様子」と書かれていました
小学生ながら、この理不尽さに心の中で泣きました…

ページの先頭へ