この前の休み、久々に東京へ行ってきました。
新しくなった(古くなった?)東京駅は素通りして東京都現代美術館へ・・。
「特撮博物館」を見に行ってきたのでした。
奥さんも誘いましたが、勿論断られ、一人で・・。
(結婚後、「百万回生きた猫」の心境なので1人で出かけるのは腰が重いのです)
10月8日までの展示なので混雑を予想してましたが、入館はスムーズ、しかし中は混んでました!
この手のイベント特有のあの臭いが・・・!(秋葉原に来たのかと思った)
客層は親子連れやライト層、本物の方など様々。最初は1/150サイズの東京タワーがお出迎え。
1/144のガンダム並べてぇ~とか思ってたら続いて海底軍艦の「轟天」や「殺獣メーサー車」等、
薄い人置いてけぼりの展開。
展示は東宝・円谷系メインでピープロちょこっと。そのほとんどが「個人所有」というのが驚き。
(元々個人所有のコレクションを展示しよう!ってとこが展の発端らしいです)
更にマイティジャックの4メートル級の復元模型やウルトラシリーズの戦闘機、各ヒーローのマスク等、
個人所有のレベルを超えた展示が続きました。
プロップの展示だけでなく、東宝の怪獣倉庫や板金・造詣技術者の作業場の再現等もあって、
立体物の製作過程も判るようになってました。
他にも「ガメラ3」で使われた民家のセットもあって、人目を引いてました。
今回の展示に合わせて製作された短編「巨神兵東京に現る」はCG無しのオール特撮で昭和生まれには懐かしい物がありました。冒頭に出てくる「スタジオジブリ作品」ってタイトルに違和感がありましたけど・・・。
展示の最後は「巨神兵~」で使われたセットで、中を通ったり、撮影できる用になっててミニチュアの「西荻窪駅」と破壊された東京タワーに人気が集中してました。
正味3時間位見てましたが、混んで無ければもっとゆっくりしたい、そんな空間でした。
どんな物にも歴史と、それに携わった人の技術と想いがあるのだなぁ、と改めて感じました。
家に帰ってきて、買ってきた目録見させられて説明聞かされた奥さんはそりゃあ可哀想だったと思いますよ。
※写真は全てネットからの拾い物です。展示は最後のセット以外撮影禁止でした。
土曜日は殺人的に混んだみたいです。