敵とは

2013年04月04日 08時00分 - 野田純平

敵と戦う時間は短い。自分との戦いこそが明暗を分ける。(王貞治)

  
自分との戦い、最大の敵は自分、という言葉はよく聞きますが
上記させていただいた王さんの言葉で感銘を受けたのが、敵と戦う時間は短い、という点
確かに、何かと戦っている時間よりも、自身と向き合ってる時間の方が圧倒的に多いですね
そういう意味では困難という敵に立ち向かうよりも、自身を意識した方が良いなと思いました

いわゆる『名言』というものは、個人的にあまり好きではなかったりします
その言葉をそのまま受け止めるには自身があまりに未熟なためです
名言を残すのは大概が偉人と呼ばれるような方々で
そのような方々が歩まれた人生や経験した事などと比較すると、自身のそれはあまりに矮小
恐らく偉人の方々が意図した意味の10%も理解できるかどうかといったところでしょう
自身に都合よく曲解してしまう危険性を考えれば、聞き流す方が私にとって建設的であります

とはいえ、たまに『名言』に目を通すことはあります
偉大な方々の感覚が凝縮された一言に触れ、自身に何か影響があれば良いなという意図でです
今回引用させて頂いたのが、実際に影響があった言葉の一つです
人事を尽くして天命を待つ、という言葉にもあるように、天命を待つというのが大事なのかもしれません
今後迫り来る困難の対策を立てるより、自身を高める事で困難ではなくさせる、という考え方でしょうか
これもまた曲解の一つかもしれませんが、上手く自身を高めていきたい所存です

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