世田谷美術館の、ボストン美術館「ジャポニスム展」を観に行って来ました。
小田急線海老名駅に大きなポスターで宣伝されており、
クロード・モネの赤い着物を着た肖像画の色彩があまりにも鮮やかだった為、
「この絵が観たい」
と思い、観に行って来ました。
展示品のテーマは「印象派を魅了した日本の美」
19世紀後半から20世紀初頭にかけて西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行。
「ジャポニスム」
という現象が起きたそうです。
西洋の美術家達が、日本の浮世絵や工芸品に出会い、何をそこから新たな美を創造したのか、とても興味深くもありました。
浮世絵はとにもかく繊細で、発想が自由、西洋人はそんな美に驚感したそうです。
目玉は、クロード.モネ「ラ・ジャポネーズ」
奥様のカミーラ夫人を描いた作品です。
ござを床敷き詰め、背景には扇子、鮮やかな赤色の着物に武士の刺繍とアップリケ。
武者が今にも刀を抜きそうな立体感
奥様カミーラ夫人は金髪のかつらを付け、大きな扇子を持ち、見返り美人のポーズ。
等身大の肖像画で、あまりの大きさに圧倒されます。
とにかく着物の色が美しい
他に、ゴッホ、ムンク、ドガなどの日本美術に魅了した、芸術家の作品もあり見所満載でした。
絵画好きな方は、是非おすすめです!