我が地元、山口市には、姫山伝説なるものがあります。
ざっくり説明すると、
昔、山口の城下に美人がおり、土地を支配する殿様が彼女気に入り強引に自分の物にしようとしたが、
彼女には既に思い人がいた為これを拒否したため、縄をかけられ、姫山(山の名前)の頂に送られた。
そして、裸にされて古井戸の中に投げ込まれた上に数多の蛇で責め殺された。
臨終の苦悶に彼女の叫んだ、
『美人に生れた身のつらさを後の世の女性にさせない為、
この山から見える土地には今後永代美貌の人を生ませない』
という呪いの言葉が真実になってその後は絶えて山口付近に美人が生まれなくなった。
と言うはた迷惑な呪いのお話なのですが、少なくとも僕が地元に居た15年前くらいまでは
普通に山口市民の間には浸透しているお話でした。
以前に某番組で『山口ブス伝説』として酷い扱いを受けていましたが、山口市が全国放送で
話題に登る事なんてほぼ皆無なので、こんな扱いでもちょっと嬉しかったですけどね。
皆様も地元の伝説を調べてみると結構面白いネタが出てくるかもしれませんよ。