TV番組は録画して気が向いた時に観る派、森です。最近Eテレの「100分de名著」を録画して観ています。
どんな番組かと言うと、
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古今東西の“名著”。この番組では難解な1冊の名著を、25分×4回、つまり100分で読み解いていく。プレゼン上手なゲストによるわかりやすい解説に加え、アニメーション、紙芝居、コントなどなど、あの手この手の演出を駆使して、
奥深い“名著”の世界に迫る。偉大な先人の教えから、困難な時代を生き延びるためのヒントを探っていく。
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と、ウィキペディアには書いてありましたが、孫子の「兵法」や世阿弥の「風姿花伝」、メアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」等、 幅の広いラインナップで
“名著”を聞きかじらせてくれます。
今回観たのはエーリッヒ・フロムの「愛するということ」で、放送自体は去年の2月だったんですが、
のんびり観てたら今年の4月になってしまいました。
この本はいわゆるノウハウ本ではなく、愛の本質を分析した思想書という事で1956年に出版されて以来、
世界的なベストセラーとして読みつがれてきたそうです。
フロムはこの本で「愛」とは技術である、と説明しています。この技術を行うには幾つかの条件があると。
その条件とは・・・
まず、成熟した大人であること。
そして、求めるばかりでは無く、まず相手に与える気持ちを持つこと。
最後に自我を抑制し、社会を変える勇気を持つこと。
恋愛は一人ではできない事なので相手を選ぶことは社会に参加する事を意味する。
人は与えられる事で変わる物なのでまず、自分から与える気持ちが必要。
だけどそれでも気持ちは伝わらないかもしれない。それを受け入れる勇気。
関係を維持するにはお互いの歩み寄りが必要ですが、それを行うには自我を抑制できる
成熟した大人である必要がある・・・・。
ざっくり言えば、「成熟した大人がお互いを尊重しギブアンドテイクの関係を築く事」でしょうか?
どこかで聞いたフレーズですね。
社是って、愛だったんですね!会社とスタッフの愛ある関係~そう言えば「へうげもの」の織田信長も死ぬ間際、秀吉に「ギブアンドテイク=愛」だと言ってましたっけ。
この時期にこの事を書いたのは丁度テレビを観終わったと言う事もありましたが、
森家は4月が入籍の時期なので、関係を振り返る意味もあったりして・・・。
今の状態が苔の生すまで続くようにお互いを尊重した関係を頑張りたいと思います。
頼むね!!